火曜よる11時の「セブンルール」というフジテレビの番組は
各分野で活躍する、テレビにはなかなか出ない女性たちが
「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」
を手掛かりにその素顔を映し出す新感覚ドキュメントです。
この番組を見ると、元気がもらえ、彼女たちをつい応援した
くなってしまいます。
次回(2月13日)は、昨年、本場パリで日本人女性初のショコラ
専門店をオープンしたショコラティエール(チョコレート職人)
の佐野恵美子さんです。
実家は日本で初めてチョコレートの店を出した老舗「チョコレート
ショップ」。
OLをしていたときに実家の三代目を継ごうとするも、父親に
「職人の世界は甘くない」と反対され、25歳で単身フランスに渡り
言葉も分からぬままに修業をしたという。
佐野恵美子さんが成功するまで頑張れたのは、「父親に認められたい
三代目を継ぎたい」という強い思いだったのでしょうね。
チョコレートが大好きで毎日食べている筆者は、そんな佐野恵美子
さんがパリでどんなチョコレートを作ったのかや経歴などが知りた
くなって調べてみました。
目次
◆佐野恵美子が作ったパリで人気のチョコレートは
佐野恵美子さんがパリの自分のお店「レ・トロワ・ショコラ」
で制作販売しているチョコレートは、
ゴマ・味噌・抹茶・きな粉などを使った日本人女性が作り出す
繊細な味で、舌の肥えたパリ市民からも愛されています。
日本を代表するような素材のチョコレートがパリで愛されて
いるなんて、びっくりでうれしいことですね。
世界屈指のスイーツ激戦区で人気とは、どうしても食べて
みたいです。
❖「レ・トロワ・ショコラ」で人気のチョコレート

上段 左からホットワイン、キナコ、オレンジの花
中段 左からマダガスカル、ゴマのプラリネ、山椒
下段 左からミントティ、ヘーゼルナッツのプラリネ、
ハチミツしょうが
LES TROIS CHOCOLATS お選び9個詰ボックス ¥2,700(税込)
おいしそうですね。
福岡の天神にできた
『レ・トロワ・ショコラ』 コラボ
チョコレートショップ(ソラリアプラザ店)でも販売されています。
〒810-0001 福岡市中央区天神2丁目2-43
電話番号 092-733-7777
◆佐野恵美子の年齢や結婚大学は
❖佐野恵美子のプロフィール
LES TROIS CHOCOLATS, ショコラティエ, 代表 佐野 恵美子
(LES TROIS CHOCOLATSホームページより)
本名:佐野恵美子(さの えみこ)
生年:1983年生まれ(34歳)
出身地:福岡県
幼いとき:実家を継ぐ気はなく獣医になりたかった
学歴:福岡大学 経済学部卒業
職歴:一般企業のOL
20008年:25歳で単身渡仏チョコレート修行を開始する
20017年:パリに自身の店
「Les Trois Chocolats(レ・トロワ・ショコラ)」をオープン
結婚:ただいま独身(2018年 2月現在)
佐野恵美子さんの年齢は34歳、大学は福岡大学経済学部
を卒業しています。
福岡大学は旧国立大学ですから、レベルはかなり高いと
思われます。
結婚は2018年2月現在では、まだのようです。
参考文献:ヤフーテレビセブンルール番組の説明他
◆佐野恵美子の経歴
❖佐野恵美子の実家は老舗のチョコレートショップ
佐野恵美子さんの実家は福岡県の博多で祖父の代から続く老舗の
洋菓子店「チョコレートショップ」です。
初代の佐野源作さんは、洋食のコックの修行をしていたとき、
ロシア革命により日本に亡命していたロシア人コックが作った
トリュフチョコに魅せられ、
パリやジュネーブで10年以上に渡って、日本人として初めて本格
的なチョコレート作りを学び、日本で初めての本格的なチョコ
レート販売店を開いた人なのです。
佐野恵美子さんが福岡大学の経済学部を選んだのは、実家が自営業
なので経営に興味があり、将来自分が店を継がなくても、知識が
あればいいなと思ったからだそうです。
大学生時代ははっきり跡継ぎになる意志はなかったようですが、
予感はあったのではないかと思われますね。
✱実家の三代目を継ぐ気になったきっかけ
大学を卒業して、一般の会社のOLになり、営業で地元を回る
うちに、多くの人が実家のチョコレートショップを愛用して
くれていることを知りびっくりします。
そしてたまたま実家のお店の近くを通ったときに、お父さんが
お客様の姿が見えなくなるまでお辞儀をして見送る姿を見たとき
出来上がったものを売るだけより、自ら作り出すことに価値を
見出し、自分が三代目として継ぐことによってお店が100年
続いたらスゴイと思ったからとのこと。
✱父親に三代目を継ぐことを反対され渡仏
三代目を継ぐことを喜んでくれると思った父親に
「お前には無理やろ。職人をなめんな」と反対され、さらに、
「一度フランスに行って本場を見て、本当にやる気があるなら
考える」と言われたのです。
それに反応して「じゃあわかった、行ってくる」とフランス語も
チョコレートのことも全く知らないのにフランスへ。
大した度胸ですね。とても筆者にはできません。
フランス語もできないのに、行くなんて、やはり違うんですね。
❖渡仏してからの佐野恵美子
✱フランスのトゥールという街でフランス語を学ぶ
最初からパリのような大都会に住むのは無理と思った佐野恵美子
さんは、パリから電車で1時間ぐらいのトゥールという街で
3カ月語学学校に通います。
トゥールという街はフランス語を一番きれいに話す街と言われて
いるから選んだのだそうです。
言葉も一流を選ぶとは、やはり、やはり普通じゃないですね。
✱チョコレート作りを学んだ経緯
学校で学びながら、腕があれば地元のお店で働くことができる
というCaf(セーファー)という職業訓練校に1年通います。
14歳から通えて、お菓子以外もいろんな教科があるそうです。
その後は、旅好きなので、旅して食べてみて、気に入ったチョコ
やケーキを作るシェフの元で働かせてもらいながら、修行をした
そうです。
こんな修行の仕方があったのかと、ただただ感心するばかりです。
これなら味覚も発達するし、腕前もあがるにちがいありません。
✱パリに住んで
パリでも色々な縁で有名なシェフたちの元で働くことができ、
最終的には、本格的なチョコレートを自分ひとりで全部作れる
お店「ラ・プティット・ローズ」で働いている時に
そのお店が「サロン・デュ・ショコラ(*)」で金賞をとったん
だそうです。
2015年にパリのチョコレートの祭典で、金賞を受賞したというの
は この賞だったのですね。
*(毎年10月にパリで行われるチョコレートの祭典で、現在は他の
世界各地でも行われているとのこと)。
この時の賞は、レシピはシェフが考え、佐野恵美子さんも制作に
携わったので、コラボレーター(合作者)として賞をいただいた
のだったそうです。
それでもたいしたものですよね。
修行が終わったら帰国するつもりだったのが、パリの生活がすごく
楽しくなってしまって、とうとうパリに自分のお店を持ってしま
ったという佐野恵美子さんです。
◆佐野恵美子や実家のお店の場所と他の販売店(通販も)
❖佐野恵美子のお店
佐野恵美子が2017年にパリ旧市街にオープンした日本人初の
チョコレート専門店の名は
「Les Trois Chocolats(レ・トロワ・ショコラ)」。
(レ・トロワ・ショコラ)は、フランス語で「3つのチョコレート」
を意味しており、「親子三代のチョコレートをお客様に楽しんで
いただきたい」という佐野恵美子さんの思いが込められているの
だそうです。
だから3という数字がいつもついているのですね。
✱佐野恵美子のパリのお店の場所は
パリ市マレ地区サンポールという古い街並みの地区で、400年前
の建物内にあります。
「Les Trois Chocolats(レ・トロワ・ショコラ)」
店舗住所 : 45 rue Saint Paul 75004 Paris FRANCE
交通機関 : メトロ Saint-Paul駅 ( 1番線 )、 Sully-Morland駅 ( 7番線 )
営業時間 : 11:00 – 20:00 ( 月曜日休業 )
電話番号 : +33 (0)1 44 61 28 65
お問合せ : les3chocolats@gmail.com
地図はこちら⇒ レ・トロワ・ショコラのホームページブティックのページ
✱日本に「Les Trois Chocolats(レ・トロワ・ショコラ)」店が
パリの「レ・トロワ・ショコラ」と実家の「チョコレートショップ」
のコラボ店が福岡の天神にできました。
『レ トロワ』ショコラ コラボ
チョコレートショップ(ソラリアプラザ店)
〒810-0001 福岡市中央区天神2丁目2-43
電話番号 092-733-7777
SOLARIA PLAZA | ソラリアプラザ内
ホームページはこちら⇒ レ トロワ ショコラ コラボ チョコレートショップ
ここにパリの製品が空輸されてきます。
❖実家「チョコレートショップ」の場所
本店の他に「サロン・ド・ギフト」と「博多の石畳」
があります。
詳細はこちら⇒「チョコレートショップ」ホームページ
✱実家のチョコレートショップ 本店
電話:092-281-1826(代表)
福岡県福岡市博多区綱場町3-17
営業時間:10時~19時
店休日:不定休
✱サロン・ド・ギフト
(本店の道を挟んだ向かい側です)
TEL:0120-07-1826
〒812-0024
福岡県福岡市博多区綱場町3-17
営業時間:9時-18時
店休日:不定休
✱博多の石畳
(チョコレートショップのおみやげ屋さん)
福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1
JR博多シティアミュプラザ博多1F
営業時間:10時~21時
店休日:不定休
✱チョコレートショップの通販
チョコレートショップのオンラインショッピングはこちら
「レ・トロワ・ショコラ」の商品はまだ通販で買えないようです。
◆まとめ
チョコレートは英語で、ショコラはフランス語です。
両方ともよく使われているのですが、なんとなく違う気がした
のはなぜでしょう。
2月13日のセブンルールの主人公、本場パリで日本人女性初
のショコラ専門店をオープンしたショコラティエール
(フランスのチョコレート職人)佐野恵美子さんについて
調べました。
日本で初めてチョコレートの店を出した実家の老舗「チョコレート
ショップ」の三代目を継ごうと、フランス語もできないのに
単身でフランスに行き、まずは語学学校に入学して3カ月フランス
語を学び、次にお菓子の職業訓練校に1年。
卒業後、フランス中を旅して味を見て、気に入ったチョコを作る
シェフを見つけては弟子にしてもらって修行したという。
佐野恵美子さんの度胸と実行力に、ただただ感心しました。
これだけの実行力があればなんでもできそうです。
老い先短い人生ですが、少し真似してみようかと思いました。
「レ・トロワ・ショコラ」のチョコレート早く通販できる
ようにして欲しいです。
博多のチョコレートショップの商品は通販されているのですから
もうすぐだと思いますが。
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