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今明秀救命医師の経歴や年収は?ブログやドクターGについて!【情熱大陸】

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2018年2月11日の情熱大陸は、青森県の救命救急センター「八戸ER」
の院長でER救命医である今明秀医師が登場します。

ERとはEmergency Roomの頭文字をとったもので
緊急の部屋という意味から救急室を表します。

今明秀医師は、ドクターヘリ、ドクターカーを同時に一つの現場に急行
させる独自のサンダーバード作戦や、日本で初めて移動しながら手術
ができる移動手術車も開発。

さらに救急患者を救命医師が一貫して受け持つ新しい日本型救急システム
を確立した熱い医師です。

今明秀医師を突き動かすのは、かつてへき地の診療所で、救えるはずの
命を救うことができなかった無念な体験です。

「患者を助けるためならどんな手も打つ」と考えながら日々頑張っておら
れるというすばらしい今明秀医師について調べてみました。

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◆今明秀救命医師の経歴

❖今明秀医師の画像と音声

動画YouTube 


[青森県八戸市開催2017]第24回日本航空医療学会総会・学術集会/題字パフォーマンス

❖今明秀救命医師のプロフィールと経歴

今 明秀 (こん あきひで)
1958(昭和33)年:青森県出身
1983(昭和58)年:自治医科大学卒業

自治医科大学卒業後:
青森県大間の診療所などで僻地診療に5年携わる

1989(平成元)年頃:
埼玉県川口市立医療センター救命救急センターに勤務

2004(平成16)年:
八戸市立市民病院救命救急センター所長に赴任

2011(平成23)年:
八戸市立市民病院副院長を兼務

現在
八戸市立市民病院院長を兼務

今明秀医師が卒業した自治医科大学は、1972年へき地医療を担う
医師養成を目的に、返還前だった沖縄県を除く全都道府県が共同
で設立した大学です。

医学部生は、卒業後およそ9年間、出身都道府県のへき地にある
公立病院などで勤務することを条件に学費が免除されるのです。

そのため、医師をめざすも経済的に困難な優秀な学生が集まる
ことで有名です。

今明秀医師も卒業後の義務でマグロ漁で有名な青森県のへき地で
ある大間の診療所などでへき地診療に携わったのでしょう。

その時に、ドクターヘリやドクターカー等がないために、救える
命を救うことができなかった無念さを経験して、救命救急医師に
なることを決意、

埼玉県川口市立医療センター救命救急センター
で修行をしたのです。

2004年、充分な実力がついた頃、郷里の八戸市立市民病院の救命
救急センター長として迎えられ、一流の救命救急センターを作る
活動を開始しました。

軽症重症を問わず目の前の救急患者を救急医師が一貫して受け持つ、
病院前現場出動からER、手術室、ICU、リハビリ、一般病棟、
臓器提供まで受け持ちするという新しい日本型救急システムを確立した。

年間13回の救急off the job trainigを企画運営している。
病院長でフライトドクターは国内唯一。

とのことです。

現在の今明秀医師の肩書は
日本外傷学会理事、日本病院前救急診療医学会理事、
日本航空医療学会会長、救急医学会指導医専門医、
外科学会指導医専門医、米国外科学会外傷手術インストラクター

などです。

参考文献:八戸市立市民病院 救命救急センターホームページ

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◆今明秀救命医師の年収

救急救命医師の仕事は、想像するだけでも大変だと思うのですが
それに見合うだけの年収を得ているのでしょうか。

気になったので調べてみました。

サイトや地方によってもかなり差があるのであまりはっきりとは
言えないのですが、

勤務医の平均年収としては、1,479万円(平成26年度厚生労働省調べ)
と言われています。

一般的に、大学病院や公立病院は年収が少なく、私立病院や
開業医は年収が多い傾向があります。

Dr.転職なびの求人情報から年収2,000万円以上で求人募集をして
いる割合を各科別に見ると

救急救命医師     39%
腎臓内科医      39%
心臓血管外科     55%
循環器内科医     30%
呼吸器内科      29%
美容外科・美容皮膚科 60%
皮膚科医       34%
泌尿器科       42%
脳神経外科医     43%
心療内科医      43%

と、年収2,000万円以上で募集している割合は美容外科・美容皮膚科
が一番多く、一番少ないのは呼吸器内科です。

これは美容外科・美容皮膚科の医師の年収が一番多く、呼吸器内科の
医師の年収が一番少ないことをだいたい反映していると思われます。

救急救命医師39%なので、平均の41%よりやや低い感じですから
決して多いとは言えないですね。

しかし、調査全体の平均年齢が49.3歳で救命救急科の平均年齢は40.7
歳と若いことを考慮すると、平均より少ないとは言えないかもしれ
ないです。

以上のことから、仕事が大変な割にはそれほど高い年収ではありません
から、救急救命医師は志の高い医師が担ってくれているのだと思います。

参考文献:
救命救急医の平均年収っていくら? 救命救急医の年収の推移と仕事内容

◆今明秀救命医師のブログ

今明秀医師が以前「青森県ドクターヘリ スタッフブログ – FC2」
に「劇的救命日記」を書いていましたが、

そのブログが本になっています。

劇的救命とは絶体絶命の患者を救うという意味で、今明秀
医師のチームポリシーです。

この本でよく出てくる「サンダーバード作戦」とは

ドクターヘリ、ドクターカーを同時に現場に急行させる方式で
どちらかが無駄になるかも知れないけれども、救える可能性を
少しでも高めようとするものです。

「サンダーバード作戦」は、1966年、NHKで放映された英国製の
「サンダーバード」という人形劇にちなんで命名されました。

それは、21世紀に国際救助隊が組織され、絶体絶命の現場へ陸空
同時に出動し活躍するという未来を描く物語だったのです。

青森ドクターヘリ
劇的救命日記 今秀明著はこちら⇓⇓

今、目の前の患者を救わなくてどうするんだ!たった一人で救命救急センターを
立ち上げ、ドクターヘリ実現へ。医療過疎地に奇跡を起こした男の迫真の奮闘記。

アマゾンはこちら⇒青森ドクターヘリ 劇的救命日記

◆今明秀救命医師とドクターG

総合診療医 ドクターG という NHK の番組で以前、今明秀医師が
おっしゃたことに感動しました。

重症な患者さんが目の前に運ばれてきたとき、皆さんどうする
でしょう。迷うと思います。

経験をいくら積んでもやっぱり迷うことがあるんです。
そういうとき、いつも考えていることがあります。

目の前に運ばれた患者さんを自分の家族だと思って判断すると、
決断が早いです。迷いはすぐ無くなります。

家族だと思うと判断も処置も速く、手遅れにならずに済みます。
いっしょにやりましょう、一緒に日本を救いましょう。

引用元:2013年7月5日放送のNHKオンラインより

なんという明解な答えでしょう。

他人だと思うと、この処置をしてうまくいかなかったらどうしよう。
訴えられるかもしれない等と、迷うことがあると思います。
(実際には救急の処置では訴えられないはずですが)

しかし、愛する家族なら、そんなことは思わないでしょう。
命を救うために必死になり、自分がベストだと信じる方法で
迷いなく処置ができると思われます。

愛する奥様と3人のお子様がいらっしゃるとされる今明秀医師だ
からの回答ですが、家族だけでなく、患者さんを思う深い愛情
が感じられるのです。

◆まとめ

救急医療については、患者のたらい回しや医師の重労働など
難しい話題が多く、心が重かったのですが、

今明秀救命医師の活躍を知って、救急医療の未来が明るくなった
ような気がします。

今明秀救命医師の活動を是非全国の病院に広げていだだきたい
と思います。

青森県の八戸市立市民病院でできたのですから、他の病院でも
できるに違いありません。

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