2020年6月17日放送の「まる得マガジン」で包丁レッスン3
日常のお手入れで料理をおいしく方法について紹介されました!
教えてくれたのは、カナダ人で日本の包丁に魅せられた
包丁専門店オーナーのビョン・ハイバーグさんです。
ビョン・ハイバーグさんは、切れ味 耐久性 使いやすさに優れ、
製造技術も高い日本の包丁の良さを世界に広めておられるのだ
そうです。
◆包丁の日常のお手入れで料理をおいしくする方法
❖包丁の日常のお手入れで料理がおいしくなる理由
お手入れが悪くて、包丁の刃や柄が傷んで、切れ味が
悪くなったら、料理がおいしくなくなります。
包丁に汚れが固まってニオイが落ちなくなったら
いやなニオイがする料理なんておいしくないですよね。
お手入れが悪くて、包丁がさびたりしたら、料理が
おいしくないだけでなく、身体にも悪いです。
したがって、包丁のお手入れをすることで
お料理がおいしくなる理由がわかります。
❖日常のお手入れで料理をおいしくするやり方
●1.包丁を長持ちさせるための3つの注意
1)包丁を煮沸したり、熱湯をかけたりしない。
・熱で刃や柄が痛む。
・汚れが固まって肉や魚のニオイが落ちなくなることがある。
2)食洗機を使ってはいけない。
・振動で、刃や柄が痛む。
・洗剤の種類によってはさびる恐れがある。
3)漂白剤もさびの原因になるので使用してはいけない。
・ステンレスの包丁でもすぐにさびる。
●2.包丁の洗い方と拭き方
包丁は使ったらすぐに洗うこと。
*刃の洗い方
スポンジに洗剤をつけて、峰側から洗う。
側面は峰から刃先に向かって一方向に洗う。
*柄の洗い方
きれいになった刃に触らずに柄を洗う。
つなぎ目は特に丁寧にゴシゴシこする。
水を流して洗ったらすぐにふきんで拭く。
水分が残っているとさびが出てくるので、
全く水を残さないように拭く。
拭かずに洗いかごに入れておいたりすると
乾く前にさびることもある。
●3.包丁の収納の仕方
*扉の裏の包丁差しに収納する場合は
隣の包丁とぶつかったら欠ける場合があるので
扉はやさしく開閉すること。
*時々しか使わない包丁は、
買った時の箱などに入れて、箱がなければ新聞紙
で巻いて、引き出しなどに収納する。
*包丁の包み方
新聞紙を半分に折って、机の端に広げ、包丁の柄を
片手で持ち、もう一方の手で包丁の金属部に新聞紙
をきつく巻きつけていく。
巻き終えたら、刃のカーブに合わせて内側に折り
折った先を裏面にぐるりと回して切っ先を
テープでとめる。
包丁を長く使わないときは、もう一枚新聞紙を用意して
斜め包みで全体を包む。
これで、安全・安心に保管できますね。
◆まとめ
包丁の日常のお手入れで料理をおいしくする方法について
まとめました。
包丁をこんなに丁寧に扱うことに驚き、感激しました。
私は包丁を長持ちさせるための3つの注意のやっては
いけないことを全部やっていました。
それでも、さびたり、欠けたり、ニオイがついたりした
ことはないように思いますが、これからは気をつけようと
思いました。
今までは運が良かっただけなんだと思います。