2020年6月5日放送の「ガッテン2分ミニ」で缶詰の食べごろについて
紹介されました!
教えてくれたのは、缶詰博士の黒川勇人さんです。
普段は缶詰の食べごろなんて、考えてもいませんでした。
ひたすら、賞味期限ばかり気にしていたので、
缶詰に食べごろがあることに、とても興味を持ちまとめてみました。
◆材料別缶詰の食べごろ
缶詰は保存食だから変化しないと思いがちですが、
缶に詰めた後、缶詰の具材に調味料液の味が
ゆっくり染み込んでいくので
原材料によって食べごろが違ってくるのだといいます。
製造後すぐに食べた方が美味しいもの、
1年以上熟成した方が良いものなど、かなり違うそうです。
缶詰は保存食で、もちろん賞味期限内ならいつ食べても
美味しいように作られているのですが、
よりおいしく食べられるなら
知っておいた方がいいですよね。
❖1.肉・魚介類
みそ・しょう油系、水煮・オイル系は、保存中に味がしみ
熟成されて、うまみが増すので、製造後1年半から2年
が食べごろ。
ツナ缶などのオイル系は、2年近くがおいしい。
缶詰博士は、肉・魚介類は期限ぎりぎりがお気に入りとのこと。
❖2.果物類
果物類は新鮮さが命ですが、それは生で食べるときのこと。
缶詰にしたら、シロップの甘みが果物になじむまで
半年待ちましょう。
❖3.野菜・穀物・豆類系
スイートコーンなど、野菜・穀物・豆類系は作りたてが食べごろ。
これらは時間とともに、やわらかくなってしまうので
製造直後がパリッとした感触でたまらないと缶詰博士。
博士はよほど缶詰がお好きなようですね。
❖食べごろは賞味期限日から逆算する
缶詰には製造日は書いてなくて、賞味期限日しかわからないので
賞味期限日から逆算します。
缶詰の賞味期限は製造から3年ですので、
賞味期限日から3年引いて、製造日を計算します。
例えば、賞味期限が2023年6月5日なら
製造日は 2020年6月5日ですから、
肉・魚介類の食べごろは製造日から1年半から2年なので
2021年12月5日から2022年6月5日頃になります。
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◆まとめ
材料別缶詰の食べごろについてまとめました。
材料によって、こんなに食べごろが違うなんて驚きです。
災害用にたくさんの缶詰を備蓄していますが、
これからは食べごろを考えて用意するようにしなくては
と、しみじみ思います。
これから、我が家の缶詰をチェックして、食べごろの缶詰
を探します。