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新体操フェアリージャパンのコーチ山口留奈とメンバー達の東京五輪

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日本テレビ放送の番組である「POWERフレーズ」で
新体操日本代表のフェアリージャパンPOLAと
山口留奈コーチの言葉が紹介されました。

それを見て、
フェアリージャパンPOLAやコーチ山口留奈、新体操
メンバー達のことも知りたくなり調べてみました。

◆フェアリージャパンPOLA(Fairy Japan POLA)とは

フェアリージャパンとは、日本体操協会により編成される
新体操の日本ナショナル選抜チームの愛称で、

公式スポンサーであるポーラの社名を入れて
フェアリージャパンPOLAと称されることもあります。

団体競技だけではなく、個人競技の選手もおり、
代表候補は、毎年トライアウトを受けて改めて選出されるそうです。

かなり厳しい世界なんだということがわかりました。

下記ツイッターの写真は、
2020年のフェアリージャパンPOLAのメンバー達です。

2019年9月の世界選手権でメダルを獲得して帰国したところです。

❖トライアウト(tryout)とは

ところで、毎年代表候補になるために受けなければならない
トライアウトとは、どんな検査なのでしょう。

英語のtryoutは、「試してみる」という意味で
本来は適性検査・試験興行を意味します。

”一般にスポーツ競技の団体に加入を希望する選手が、
団体関係者の前で自己の能力をアピールし、契約を目指す場のことをいう。
スカウトとの違いは、スカウトではチームが相手に“来て欲しい”
と礼を尽くして頼むのに対し、トライアウトでは希望者がチームに志願する点。
(引用:ウィキペディアより)”

つまり、スカウトは、有能な選手に「我がチームに入って下さい」
と頼むのに対して、

トライアウトは、選手が「私をあなたのチームに入れて下さい」
と頼むテストなんですね。

トライアウトで有能な選手が発掘されることも多いそうで、
スカウトとはまたちがう発掘方法なのでしょう。

❖フェアリージャパンPola(Fairy Japan Pola)の意味

フェアリージャパンPolaとはどういう意味なのでしょう。

Fairy を調べると 一番先に「妖精(ようせい)」とあります。

なるほど、新体操の女性たちは、美しくてしなやかで
まさに妖精のようです。適切なネーミングですね。

Japan はもちろん、日本代表という意味。

Pola は、公式スポンサーである化粧品会社ポーラの社名です。

余談ですが、「ポーラ(Pola)」の名前の由来が知りたくなり
調べました。

”社名・ブランド名である「ポーラ(POLA)」の由来は、
1930年に製作・公開されたフランス映画「巴里の屋根の下」の
ヒロイン「ポーラ」と、それを演じた女優「ポーラ・イルリー」から。

また、化粧品会社が追求すべきは「美の極み・美の極地」
であることから、英語で「極み、極地」を表す「Pole」の形容詞
「Polar」の音に文字を当て「POLA」となった。
(引用:ブランド・社名・ロゴマーク由来辞典「ポーラ(POLA)」の由来より)”

今まで、高級化粧品メーカーのポーラに興味はなかったのに、
今回はどうしたのでしょう?

まあ、とにかく、
フェアリージャパンPolaの名前の意味がわかりました。

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◆山口留奈コーチについて

毎年のトライアウトで選出された、選りすぐりの選手たち。
そんな選手たちを訓練するフェアリージャパンPOLAの
コーチ・山口留奈さんとは、どんな人なのか調べてみました。

❖山口留奈コーチのPOWERフレーズ

日本テレビで放送された山口留奈コーチの
POWERフレーズは

「辛くても最後に笑顔でやりきれたらいい」というフレーズ
でした。

2018年に新体操のルールが改正されて、
難易度の上限がなくなったために、より難易度の高い
演技が求められるようになったのです。

しかし、難度の高い演技をチーム全員がミスなくやるのは
とても難しく、当初は苦難の連続だったといいます。

つらいことばかりに目が向いて、先のことが考えられなく
なっていた時、「辛くても最後に笑顔でやりきれたらいい」
と言ってくれた山口留奈コーチの言葉が

「つらさを乗り越えさせてくれた」とメンバーのキャプテン
である杉本 早裕吏さん。


「一日9時間、350日の全メンバーでの合宿練習にも耐えられ、
たので絶対いい演技をして、一緒に笑って終わりたい」と。
言っていました。

これは東京オリンピックのことでしょう。

それにしても、350日の合宿ってすごくないですか?
一年のうちの15日をのぞいて、全ての日を新体操の練習に
明け暮れるなんて、本当にびっくりしました。

はやく、コロナウイルスが収束して東京オリンピックが無事
開催されることを願うばかりです。

❖山口留奈コーチのプロフィール

名前  :山口 留奈 (やまぐち るな)
生年月日:1992年9月2日
出身 :茨城県 筑波市
大学  :流通経済大学卒
身長 :164.0cm
血液型 :O型

4歳から新体操をはじめ、
小学5年生から本格的にイオン新体操クラブに入り
放課後、電車で往復4時間かけて練習に通ったそうです。

それでは新体操以外のことは何もできなかった
のではないでしょうか。

宿題や勉強は電車の中だったのでしょうね。
私には信じられない生活です。

さすがに、通うのが大変なので、
中学生からはクラブの寮で寮生活を始めます。

高校は通信制の県立高校に進み、新体操に専念。
本当に、心から新体操が好きだったのでしょうね。

新体操人生だったのです。

❖山口留奈コーチの経歴

高校2・3年 インターハイ 個人総合優勝
2010年 世界選手権出場
     全日本クラブ選手権 クラブ対抗・個人総合優勝
     全日本選手権 個人総合準優勝
     アジア大会 国別対抗第2位
2011年 全日本クラブ選手権 クラブ対抗・個人総合優勝
     全日本インカレ 個人総合優勝
     全日本選手権 個人総合優勝
     世界選手権決勝出場 個人総合第22位
     ロンドンプレオリンピック出場

山口留奈コーチは、4歳から新体操を始めて、
けがをしたり、制度の変更などの不運に見舞われながらも

2010年から日本代表として世界選手権やアジア大会などに出場。

3回も全日本のチャンピオンになるほどの努力の実力者でした。


2014年  大学を卒業すると、ロンドン五輪出場が叶わなかった
ことをきっかけに、新体操での競技人生を引退して、
イオンで指導者の道へ進みます。

2017年 山崎浩子強化本部長から「東京五輪を目指してやってほしい」
とコーチに招かれたのです。

❖山口留奈コーチの指導方法

努力、成功の喜び、そして「もっとやれることがあった」
という後悔。

「順調ではない新体操人生だったからこそ伝えられることがある」
と胸を張る山口さんは、

「選手たちに後悔はしてほしくない」からこそ、心を鬼にして
少しの妥協も許さず厳しい指導をすると言います。


「試合が終わってから後悔の涙を流しても遅い。
最後に笑えていれば、救われる」と山口さん。

やるべきことをやり切っていれば、後悔の涙を流さず
笑っていられると言いたいのでしょう。

山口さんには、やるべきことをやらずに
ロンドン五輪に出場できなかった苦い思い出があるのです。

それでも、もちろん厳しいだけではありません。
選手の声にも耳を傾け、一対一で本音をぶつけ合い、
選手の気持ちに寄り添います。

下のツイッターの写真が山口留奈コーチです。
厳しい感じより、むしろかわいい女性ですね。

でもコーチをするときは厳しい顔になるんだそうです。

❖2019年の世界選手権

山口留奈コーチの厳しくも温かい指導のかいあって

2018年のルール改正の困難にもめげず

2019年9月の世界選手権では3種目全てでメダル獲得。
種目別のボールでは初の金メダルに輝いたのです。


キャプテンの杉本早裕吏(さゆり)さんは
「留奈さんのひと言で気持ちが変わる。
世界選手権で結果が出せたのは留奈さんのおかげ」
と感謝の言葉を述べたそうです。

下記の動画は、メンバー達が山口留奈コーチに
感謝の気持ちを表しているところです。
仲が良いのですね。

2019年の世界選手権の結

2019年の世界選手権の結果を受けて、
一気に東京オリンピックのメダルが期待される
ようになりました。

この調子で行けば、東京オリンピックでも
メダルが取れそうですね。楽しみです。
頑張って欲しいです。

参考サイト:athleteyell
毎日新聞ALLFOR2020

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◆メンバーについて

2020年フェアリージャパンPOLAの
代表メンバーの名前を記載しておきます。

2020年フェアリージャパンPOLAの代表メンバー

●杉本 早裕吏(すぎもと さゆり)キャプテン
●松原 梨恵(まつばら りえ)
●横田 葵子(よこた きこ)
●熨斗谷 さくら(のしたに さくら)
●竹中 七海(たけなか ななみ)
●鈴木 歩佳(すずき あゆか)
(新体操日本ナショナル選抜団体チーム)2020年

2019年9月の世界選手権から帰国したときのメンバーの写真です。⇓


日本体操協会新体操のサイトに2020年のメンバーの簡単なプロフィール
を見つけましたのでごらん下さい。予備の人も含まれています。⇓

フェアリージャパンPOLAのメンバー達の簡単なプロフィール

◆まとめ

2020年2月23日の日本放送番組・POWERフレーズを見て

新体操のナショナル代表チームであるフェアリージャパンPOLA
と山口留奈コーチ、メンバーのことに興味をもち
調べてみました。

フェアリージャパンPOLAの代表メンバーの選抜方法や
名前の意味。

山口留奈コーチのプロフィールや経歴、指導法も調べました。

POWERフレーズとは、自分の言いたいことを
「最もシンプルな言い方で、最も効果的に伝える技術」
とのことですが、

「辛くても最後に笑顔でやりきれたらいい」という
山口さんのPOWERフレーズは

「苦しくても辛くても、やるべきことをやり切れたら
後悔の涙はなく笑顔で終われるのだよ」と言っているのですね。

「選手たちに後悔はしてほしくない」
それが山口さんの一番の願いなのだと分かりました。
すばらしいコーチです。

すっかり山口さんが好きになってしまいました。

東京オリンピックで、新体操のメダルはもちろん期待しますが
それよりも、最後に笑顔でやりきって欲しいと心から思います。

頑張れ、フェアリージャパンPOLA。

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