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ワイシャツの襟の汚れや黄ばみを取る!簡単に家庭でできるプロの技

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2018年9月29日のサタデープラスでは、クリーニング界のガリレオと
呼ばれている松村誠さんの達人の技が紹介されました。

松村誠さんは千葉県君津市にあるクリーニング店「ナチュラルクリーン」
株式会社の社長です。

他のクリーニング店が諦めた汚れをきれいに落としてくれるので大人気の
クリーニング店なのです。

クリーニング代が高いのに、衣替えの季節には、1日に100点以上の依頼品
が殺到し、約一ヶ月待ちの状態だそうです。

そんな松村誠さんが、家庭でできるワイシャツの襟の汚れや黄ばみ、しみ
を取るプロの技を教えてくれましたので、足りないところも調べて
ご紹介しようと思います。




◆ワイシャツの襟に液体洗剤を塗る

まず最初に、ワイシャツの襟(えり)の汚れている部分に、
歯ブラシで、洗濯用の液体洗剤をたっぷり塗りつけます。

こうすると、汚れが浮いてきて油分などが取れやすくなるとのこと。

襟に洗濯用液体洗剤をぬったワイシャツはそのままにしておき
次は、ワイシャツを漬け込む「魔法の箱」を用意します。

◆「魔法の箱」でワイシャツを漂白する

魔法の箱とは、どこのご家庭にもあるクーラーボックスです。

漂白剤は温度が大事なので、温度を一定に保つために洗面器
ではなくクーラーボックスを使うのです。

クーラーボックスの中に、サイズが合うビニール袋を入れて
その中に、ワイシャツを浸すためのお湯を入れます。

ワイシャツは2枚でも3枚でも良いそうです。

そして大事なお湯の温度は、45℃。

45℃のお湯に漂白剤を入れ30分間浸します。

45℃は酵素が働くのに一番良い温度で、45℃以上だと繊維が痛むと
言います。

30分後、そのワイシャツを普通に洗濯機で洗います。

こうすると、ワイシャツはプロがやったのと同様に真っ白に
仕上がるのです。

※30分できれいにならなかったら、一晩(8時間程度)漬けて
おいても大丈夫です。様子をみてやって下さい。

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◆漂白剤について

番組で、松村誠さんは、木綿のワイシャツには酸素系粉末漂白剤が
効果的とおっしゃっていました。

じゃ、木綿じゃないワイシャツでは効果がないのかと不思議に思い
調べてみました。

我が家のワイシャツはほとんどポリエステルと綿との混紡ですから。

❖漂白剤の種類

漂白剤は大きく分けると「酸化型」と「還元型」に分けられます。
「酸化型」とは酸素を結合させて色素を除去し
「還元型」とは酸素を奪って色素を除去する漂白剤です。

「還元型」は漂白力が弱く、殺菌効果もないので
あまり使用されていないようです。

酸化型漂白剤はさらに「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」に
分類されます。

そしてさらにさらに、「酸素系漂白剤」は液体と粉末があります。

塩素系
/    酸素系液体
酸化型\   /
漂白剤/    酸素系\
\        酸素系粉末
還元型

塩素系漂白剤は主にキッチンのまな板や布巾の殺菌漂白にに使用
されていますね。

漂白力が強いので、色物衣類の色を変えてしまうので、クリーニング
にはあまり使用されません。

クリーニングに使われるのは、主に酸素系漂白剤です。

酸素系漂白剤には液体型と粉末型がありますが、ただ液体と粉末の
違いというだけでなく、成分が違います。

❖酸素系漂白剤の液体と粉末の違い

液体酸素系漂白剤の主な成分は過酸化水素で弱酸性です。
粉末酸素系漂白剤の主な成分は過炭酸ナトリウムで弱アルカリ性です。

液体型も粉末型も水洗いできる白物繊維や色柄物繊維に使えます。

また
液体型も粉末型も水洗いできないものや、金属製ボタン・ファスナー
には使えません。

液体型の方は弱酸性なので、作用が弱く、洗濯で落ちなかった汚れ
や黄ばみ、シミを取るには弱アルカリ性の粉末型の方が効果的です。

でも、粉末型は絹や毛の繊維には使えませんから注意しましょう。

※したがって、ワイシャツは木綿でなくても粉末酸素系漂白剤が
使えることが分かりました。良かったです。


洗濯ハカセ・神崎 健輔が愛用するおすすめの漂白剤はこれです。

ワイドハイタ 粉末

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こちらの記事もどうぞ⇒ごごナマ!布マスクを蘇らせる洗濯ワザを洗濯王子の中村祐一が紹介

◆まとめ

サタデープラスで紹介された、ワイシャツの襟の汚れや黄ばみを取る
プロの技が、家庭で簡単にできることに興味を持ちました。

共働きだったので、時間節約のため、ワイシャツは家庭で洗ったこと
がなく、クリーニング屋さんに頼んでいました。

今は夫婦ともに定年退職して、めったにワイシャツを着ることも
ありませんが、家庭で洗ってみようかという気になりました。

今回勉強になったのは、漂白剤のことです。

こんなに色々な漂白剤があるとは知りませんでした。

用途に合わせて使うのが良いようなので、さらに研究しようと思います。

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