岐阜・飛騨高山の郷土料理である漬物ステーキが
「秘密のケンミンSHOW!岐阜熱愛!漬物ステーキ」
(2019年3月7日木曜日 21時00分)が日テレで放送。
番組表を見たとき、漬物ステーキって何?って思いました。
あなたはご存知でしたか?
飛騨高山には、夫が元気なときは、毎年のように行って、
飛騨牛のステーキを食べていたのに知らなかったのです。
早速調べてみると、漬かり過ぎた漬物で作るのに、
とても美味しいらしいです。
漬物ステーキの由来や、どんな漬物でもできるアレンジスレシピ
を見つけましたのでお知らせします。
目次
◆漬物ステーキって何?
漬物ステーキ(つけものステーキ)は、
岐阜県飛騨地方の郷土料理です。
基本的には、漬物を肉のステーキのように
鉄板で焼くのでステーキと名付けられたようです。
飛騨地方では漬物ステーキを短くして
漬けステとも呼ばれているそうです。
居酒屋の定番メニューになっています。
飛騨高山に行くと、夜はたいてい居酒屋に行ったのに
知らなかったなんて、どうしてかしら?
うーん、血圧が高めの夫のために、塩分控えめにしているので、
漬物には興味がなかったんですね。
❖漬物ステーキの由来
飛騨地方は冬は雪深い極寒の地ですから漬物は貴重な冬の食べ物
として、野菜の役目を果たしていたのですね。
凍りついた漬物をとかすために
囲炉裏(いろり)で朴葉(ほうば)に載せて
焼いた料理法が漬物ステーキの始まりらしいです。
また、古くなって熟成が進んでしまった漬物を捨てるのは
もったいないので、再利用という知恵からできたとも思われます。
一般的には白菜の漬物を用いることが一番多く、
卵で閉じたものは特に美味しいとされています。
参考:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
◆漬物ステーキの作り方
❖漬け物ステーキの基本的な作り方
1)フライパンに油を熱し、
水気をよくしぼった白菜の浅漬けを炒め、油がなじんだら、
しょうゆを加えて風味づけします。2)溶き卵を回し入れ、半熟になったら火を止めて、出来あがりです。
3)※お好みでかつお節や七味唐辛子をふってお召しあがりください。
4)※「白菜の浅漬け」ざく切りにした白菜(1/6株 約200g)を
「浅漬けの素」で約30分漬け、水気をきった分量です。❖材料 2人分
白菜の浅漬け 約150g
卵 1個
しょうゆ 少々
ごま油 適量
かつお節 七味唐辛子 各適量
エバラ食品 おいしいレシピ 浅漬け 漬物ステーキより引用
私は最近、漬物といえば、簡単でおいしい「エバラ浅漬けの素」
を愛用しているので、
エバラ食品 おいしいレシピから引用させていただきました。
エバラ 浅漬けの素 レギュラー(500mL*2コセット)【エバラ】
◆漬物ステーキのアレンジ
一般的には、白菜の漬物が多いのですが、
他にも作られている材料がネット上でみつかりました。
・キムチ(白菜の朝鮮漬)
・大根の浅漬け
・大根とゆずの漬物(ゆず大根)
・たくあん
・カブの浅漬け(赤カブも)
・キュウリの古漬け
今のところ、見つかったのはこれだけですが、
高菜漬け、しょうゆ漬けの長芋、ゴボウの漬物など、
試してみたいと思いませんか。
❖調味料のアレンジ
「エバラ食品 おいしいレシピ」によると
調味料は、
しょうゆ、ごま油、かつお節、七味唐辛子だけでしたが、
アレンジとして
しょうゆだけでなく、めんつゆ、みりんを使ったり
ごま油の代わりに、バター
薬味も、かつお節 七味唐辛子だけでなく
こしょう、ねぎ、すりごまもありました。
味の素やだしの素を少々入れたり
卵もお好みで、1個でなく、2個使う例もありました。
色々試してみたいですね。
◆まとめ
岐阜県飛騨高山の
郷土料理である漬物ステーキについて調べました。
極寒の地でこそのアイデアである、漬物ステーキのすばらしさ
を知りました。
漬物をごま油かバターで炒め焼きして、しょうゆを少々たらして、
卵でとじ、かつお節や七味唐辛子などの薬味をのせるだけ。
色々な漬物、
さらに漬かりすぎて以前なら捨ててしまったような漬物でも
できるので、飽きることなく節約にもなります。
さらに、作り方が簡単で時短にもなり、忙しい人にもピッタリです。
ぜひ、色々作ってみましょう。