徹子の部屋(2018年4月24日)は三田明さんです。なんと懐かしい人でしょう。
筆者と近い年代で、16歳の若さで歌手デビューした『美しい十代』が売れに売れて、すごかったです。
そういえば、いつのまにか騒がれなくなって、筆者も久しく忘れていました。
徹子の部屋によれば、三田明さんは、我々の前から姿を消していた間波乱万丈の人生を歩んでいたのだそうです。
顔に大やけどをしたのが一番たいへんだったようです。
しかし、なんとか頑張って、37歳の時に16歳年下の女性と結婚もして、現在はコンサート活動などをして落ち着いており、新曲も出したとのこと。
筆者が知らなかった波乱万丈の人生について調べてみました。
◆三田明が顔に大やけどをした若い頃
三田明が顔に大やけどをしたのはいつだったのでしょう。
三田明のプロフィールと経歴をもとに、波乱万丈の人生を調べてみましょう。
❖三田明のプロフィール
これが16歳の三田明です。若かったですねえ。
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三田 明(みた あきら)
本名:辻川 潮(つじかわうしお)
生誕:1947年6月14日(70歳)
出身地: 東京都昭島市
学歴:八王子学園八王子高等学校・中学校
ジャンル:演歌、歌謡曲
職業:歌手、俳優
活動期間:1963年 –
レーベル:ビクターエンタテインメント
事務所 :太陽企画
引用元:ウィキペディア2018年4月23日現在)
こちらが現在の三田明さんです。
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❖三田明の経歴
・1962年、『味の素ホイホイ・ミュージック・スクール』(日本テレビ製作のオーディション番組)
で作曲家・吉田正に認められ、芸能界入り。
・1963年、『美しい十代』で日本ビクターから歌手デビュー。
・1964年、同名の映画で映画初主演。絶世の美少年と称され紅白歌合戦に6年連続出場する人気
歌手となり、御三家(橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦)+三田明で「四天王」とも呼ばれました。
ここまでが、筆者が覚えている輝かしい三田明の人生でした。
どうやら、この後から三田明の波乱万丈の人生が始まったのでした。
それは三田明を襲った3つの事件でした。
第一の事件は
1971年に所属事務所である東洋企画が倒産します。
マネージャーが事業を拡大して、勝手に三田名義で1億5000万円の借金
を作り失踪してしまったのです。
マネージャーにだまされたのですね。
このとき三田明さんはまだ24歳でした。まだまだ人気があった時ですから、
三田明さんはすべての財産を処分して、個人事務所を立ち上げました。
その借金の返済のために、日本全国への巡業を開始したのでした。
第二の事件は
東洋企画が倒産して1年も立たないある日、三田明さんがコンサートのため
に乗った羽田発福岡行きの日本航空351便がハイジャックされたのです。
幸い犯人は羽田で逮捕され、一人の負傷者も出すことなく事件は解決されました。
しかし、事件発生中に三田明さんはは熟睡中で、事件後記者に囲まれても事件
のことを語ることができず、その記者から「スチュワーデスと付き合いたい」と
言っていたなどと、事実無根のことを書かれてしまいます。
そのため、マスコミから「不謹慎だ」とバッシングを受け、人気は急降下して
しまいます。
それでも借金返済のため、ほそぼそとバラエティ番組のものまねで活躍していました。
そして、第三の事件です。
1979年12月、三田明さんが自宅でテレビを見ながら食事の支度をしていたとき、火にかけて
いた鍋の油に火が入り、動転した三田明さんが油に水をかけてしまったのです。
そのため煮えたぎった炎が飛び散り、三田明さんの顔面は大やけどをしてしまったのでした。
その事故で三田明さんが亡くなったのではと言われるほど、表舞台から姿を消したのです。
よほどひどいやけどだったので、治療に長い時間がかかったのでしょうね。
この火傷事件がおきたのは三田明さんが32歳の時でした。まだまだ若いです。
◆三田明を地獄の人生から救ってくれたのは
大やけどが完治した三田明さんは、歌う場所を求めて地方のキャバレーまわりをしたり、
36歳で俳優に転身したりしましたが、以前の栄光を取り戻すことはできませんでした。
そんな三田明さんを地獄の人生から救ってくれたのが、かつての良きライバルであった舟木一夫さんと西郷輝彦さんでした。
特に自身も苦労をしている舟木一夫さんは、どうしても三田明さんと一緒に歌いたいと自ら用意したステージに
彼を誘ったのでした。
舟木一夫さんの高校3年生も懐かしいですね。
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西郷輝彦さんなら星のフラメンコでしょう。
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こうして始まったコンサート「BIG3コンサート」は大盛況。全国をまわり昔からのファンに元気な姿を見せました。
このコンサートをきっかけに、三田明さんは地獄からよみがえり、ファンを大切にしながら
再び歌手としてスポットライトを浴びるようになりました。
ファンと仲間はありがたいものですね。
また、37歳で結婚した16歳年下の奥さんは三田明さんの初期の人気ぶりを知らない世代なのだそうで、
そんな彼女の指摘はとても的確とのこと。
お子さんはいないようですが、すばらしいパートナーにも恵まれて、ようやく幸せをつかんだようです。
◆まとめ
波乱万丈の人生だった三田明さんが再び歌手として脚光を浴びるようになって良かったです。
新曲の「こんな俺でよければ」はすばらしい歌です。
地獄を見てきた三田明さんが歌うからでしょうか。
非常に味があり、三田明さんの優しさが伝わってきて自然に涙が溢れてきます。
これからもずっと歌い続けて欲しいです。
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