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災害見舞金を入れる袋や金額の相場!お札の新旧や入れ方の向きは?

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相次ぐ台風による風水害の被害がテレビで放送された頃、
スマホもパソコンも使用していない友人から、
「親戚が水害にあったので、災害見舞金を贈りたいのだけれど
お金を入れる袋は、祝儀袋と不祝儀袋のどっちなの?」
と聞かれました。

私の身近には、今まで災害に会った人がいないので、考えても
みなかったことでした。
驚いて調べると、災害見舞金の袋は白い封筒であることがわかり、
納得して彼女に知らせると、「なるほどね」と言われました。

彼女はそれ以外のことは聞いてきませんでしたが、私は災害見舞金
の相場やお札の新旧、お札の入れ方や向きなどが気になったので
調べてみましたので記録しておきます。

◆災害見舞金を入れる袋や表書き裏書きについて

❖災害見舞金を入れる袋は白い封筒が良い

災害にあって困っている人に、間違っても不祝儀袋(弔事に使う香典袋など)
を使ってはいけないことはわかります。

でも、病気見舞いに使う祝儀袋はどうなのでしょう。

入院見舞いにお祝い袋を使うのは、たいてい病気が回復して退院できることを
期待してのことだそうです。

そのまま亡くなってしまう人もいますが、それほど多くはないですね。

でも、今回のような台風水害などの災害に会った人は、元のような家を再建して
以前の生活に戻れるのはかなり難しいのではないでしょうか。

それを思うと、祝儀袋にお見舞い金を入れるのはちょっとためらわれます。

調べてみると、たいていのサイトでは、災害見舞金は白い封筒に入れることを
推奨しています。

白い封筒と聞いて、なるほどそういうことか、と納得しました。

お祝いでも不祝儀でもない気持ちですね。

幸い、私の身近には、災害お見舞い金をあげる知人がいないのすが、
私も、のしや水引きがない、すんなりお札が入る
シンプルな白い封筒が良いと思います。

白い封筒でも、二重封筒は「繰り返し」を連想させるのでいけません。

ちなみに、「のし」とは赤いひし形のかたちで、水引きは紐(ひも)です。⇓

❖災害見舞金の封筒の表書きと裏書きの書き方

表書きは、筆ペンで、中央に大きな太字で
「御見舞」「災害御見舞」「震災御見舞」「風水害御見舞」「火災御見舞」
などと書き、その下に、少し小さい文字で、贈り主の氏名を書きます。

パソコンの筆文字でプリントしても、ゴム印でも良いでしょう。

裏書きは、贈り主の住所、電話番号、金額などを書きます。

金額は縦書きでも横書きでも良いようですが、
数字の修正ができないように、漢字の数字は一、二、三ではなく
壱、弐、参を使うのがお勧めです。

最近は、「香典袋の表書きは薄墨」というマナーがはやっているようです。
「硯の墨が涙で薄まった、硯の墨をする時間もなかった」からというのが
薄墨の由来のようです。

では災害見舞袋の表書きはどうかと言うと、災害見舞は、ある程度落ち着いて
から贈るのですから、涙で墨が薄まるとか、墨をする時間がないということは
ありませんから、普通でいいですね。

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◆災害見舞いの金額の相場について

色々のサイトを調べてまとめたところ、下記のようになりました。
贈り先と自分との関係により、金額は当然違ってきますね。

❖相手との関係による災害見舞金の相場

両親・子供へ:1万~5万円
兄弟へ:1万~3万円 
その他の親戚へ:5千~1万円
仕事関係へ:5千~1万円
友人・知人へ:5千~1万円
近隣の人へ:3千円~1万円

あまりに高額だと、かえって相手が重荷に感じることもあるので、
上記の相場内に収めるのが良いのではないかと思います。

❖御見舞金で避けた方が良い数字

御見舞金額を決めるとき、縁起の悪い数は避けた方が良いと思われます。

日本では4,6,9が忌み数と言われています。

4(し)は「死」に通じる
6(むっつ)は「無」に通じる
9(く)は「苦」に通じる
からです。

最近は西洋で最も縁起が悪いとされる13も避ける方が良いとされています。

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◆災害見舞金のお札の新旧、お札の入れ方の向きについて

災害見舞金の場合のお札について調べました。

❖災害見舞金のお札は新旧どちらでも良い?

一般的には『慶事では新札、弔事では旧札』というのが常識のようです。
これは結婚式など、慶事は楽しみに準備していたので新札を使い、
香典などは急なことで準備できないから旧札を使うと言われています。

災害見舞は慶事でも弔事でもないので、どちらでも良いと思われます。

旧札が良いと書かれているサイトも、どちらでも良いと書かれている
サイトもありますから、決まりはないようです。

新札ではないがきれいなお札が良いのではないでしょうか。
あまりこだわる必要はないですね。

❖お札の入れ方の向きは肖像画が表側になるように

お札を封筒から出すときに、封筒の表側から出す人も
封筒の裏側から出す人もいるので、分かりにくいです。

一般的に表側に人物の肖像画が来るように入れるというのは

お札を出す時、封筒の表側から見て、右手で右方向にお札を引き出すとき、
まずお札の人物が出てきて、その人物の顔が上、胸が下になるように
入れるということです。

◆災害見舞金を渡すタイミングや送り方

❖災害見舞い金を渡すタイミングは落ち着いてから

災害のお見舞いを渡したり、送るタイミングは、状況によります。

被災した直後は、電話が殺到したり、通じない場合もあり、ライフライン
がつながらなくて、訪問ができない場合もあります。

被災地の情報をテレビなどで確認して、少し落ち着いてから
相手と連絡が取れ、状況が把握できるまで待ちましょう。

相手と連絡が取れたら、最初は後片付けや、生活に必要な緊急物資が
必要な場合もあります。

そんな時は近ければお手伝いをしたり、必要な物資を届けるのも
喜ばれると思います。

御見舞金はその後で届けるのが良いでしょう。

❖災害見舞金の送り方

遠方の人の場合は、連絡がついて送り場所の確認ができてから
現金書留で郵送するのが確実です。

その場合、御見舞袋(この場合は白い封筒)がそのまま入る
現金書留封筒が郵便局にありますので、それに入れて送ると
白い封筒をそのまま届けられます。

◆まとめ

災害見舞金をいれる袋は、のしや水引がついていない白い封筒。

災害見舞金の封筒の表書きは、○○御見舞と贈り主の氏名、
裏書きは、住所や金額。

災害見舞金の相場は相手との関係により異なり、3千円から5万円
相手の負担にならない金額が良い。

御見舞金で避けた方が良い数字は、4,6,9。

災害見舞金のお札の新旧はどちらでもいいが、新札ではないきれいなお札
が良い。

お札の入れ方の向きは、封筒の表側から引き出すときに、肖像画がすぐ
見える向きに入れる。

災害見舞金を渡すタイミングは落ち着いて連絡がとれてから、
遠方に送るには、白い封筒がそのまま入る現金書留封筒で郵送するのが確実。

などについてまとめました。参考になればうれしいです。

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